ライダーキックをきめた。
感触は湿った砂で作った人形に蹴りをいれたような感覚だった。
怪人はズズッと体がくずれ、粉々になり、それらがすべて火薬で
出来ていたように大きく爆発した。
すごくきれいに葬れたことに満足した。
原付で家に帰る途中、人が飛び出してきた。
口論になり、殴り合いの喧嘩になった。
思わずライダーキックを繰り出してしまった。
みぞおちあたりに深くきまった。
感触はドズゥンという肉感極まりないものであった。
相手はばったりと倒れた。爆発しなかった。
爆発すれば証拠も残らず、何事もなく片付けられるのに。
人を殺してしまった、という罪悪感から、冷や汗がでてきた。
周りに誰もいなかったので、急いで原付に乗って立ち去ろうとしたら、
おばちゃんに見られた。犬を連れたおじいさんにも見られた。
もうだめだ、と思いながら、エンジンをふかした。
というところで目が覚めた。人を殺した罪深い感覚だけは
」はっきりと残っていた。
左眼が赤い。涙も止まらない。
何かよくないことが起きはじめている。
右肩に、なんか変なあざができた。
ひじから毛が生えてきた。
異常気象の影響をもろに受けて、今、進化していきます。
夏に向けて、怪談の準備
死ぬほど洒落にならない話優秀作品
2ちゃんねるの怖い話
向かいの会社がシャッターを開ける音で目がさめた。
8:16 雨
会社に電話し、休むことを告げた。
新人が出て、「お大事に」と言われた。
今年の新人はあなどれない。
１時ごろ目がさめて、眠れないので焼酎を少しだけ飲んだ。
世界水泳を見ていたら、北島が平泳ぎで世界新記録を出して金メダルをとった。
それを見て、もう少しだけ焼酎をのんだ。
K1でキックボクサー武田がノックアウトされた。
それを見て、かなり焼酎をのんだ。
４時ごろ、倒れるように寝た。５時半に起きた。
酒が全身に残っていたが、仕方なく通勤。
時間ギリギリになったので、早足で電車に乗ったら、体中が熱い熱い。
酒が回って寝不足で気分が悪かった。
あー、最悪な週はじめ。
自分で自分を励ましてあげたい。
帰り、駅で頭から血を流して倒れている人がいた。
様子を見ていると、救急隊が駆けつけてきた。階段から落ちたらしい。
その人は酔っ払っていて、血を流しながら気持ちよさそうだ。
赤い血も、もしかしたら赤ワインを吐いただけかもと思えてしまう。
救急隊員によって担架に載せられるとき、その人は心底ウザそうにしていた。
担架におろされたとたんにポワーッっとしやわせそうな顔。
その至福の表情をうらやましそうに見ていたら、救急隊の人に「よけてくださーい」
と注意された。
おまえらおっさんの至福のときを邪魔してんのがわからんのか！と救急隊員に注意したくなったが、気力がほとんどなくなっていたのでやめておいた。
pya!・・・面白い写真ばっかり。俺もこんな写真とりたい。
最近、大爆笑してない。
今日、少し爆笑した。そのときに、あー久々に笑ったなーと思ってしまった。
なんか疲れているような気がして、夏休みに帰省するのも止めた。
少しやる気が薄れてきた。
なんか、急に思ったけど、映画を作りたい。
上階の住人がうるさい。
まず、足音がすごい。ドゥゥン、ドゥゥンと歩く。力士クラスの巨体がフゥフゥ言いながら
歩いているに違いないと思っていたが、実は痩せ型の若者だった。
わざとやっているのだろう。
そして週に２,３回、夜中に大声でゲロを吐く。
トイレで、グェオォォォォオオエェ！グベェェ！と５分ほどのどを鳴らしながら、吐くのだ。
いったい何を食ったのだろう。いけない薬なんじゃないかと考えている。
大声には負けていられないと思い、風呂に入るときは大声で歌っている。
便所の咆哮と風呂場のリサイタルなら、後者のほうが相手もハッピーになれる
トムヤムクンだけを腹いっぱい食った。
辛くてすっぱくて臭くてうまかった。
トムヤムクンを約1リットル食べて、2時間ほどすると、激しい下痢に襲われた。
シャバダバーッといった。体内を洗浄した気分。
ニューシネマパラダイス オリジナル完全版を見た。見てしまった。
劇場版を先に見ておくべきだった。WEBのいろんな評価を見てそう思った。
これを見て心動かされるってのは、年取ったのと、故郷を離れているからに違いない。
電車の中で、肩に鳥がとまったような感触がはっきりあった。驚いて肩を見たが何もない。
すわスタンド攻撃か！？と身構えたが、やがて寝てしまった。
MADな北斗の拳がおもしろい CRAZY TIMES - 北斗の拳
表題の通り、麻婆豆腐が食いたくてたまらない。
セブンイレブンの麻婆丼のように、山椒を振りかけてくいたい。
早速豆腐と麻婆豆腐の素を買ってきた。
グジャー！ジャコジャコ！ドロォー！
そしてたっぷり食った。ウマウマ。
今度はトムヤムクンが食いたい。
体にまとわりつくこの重いものは、もしかして霊なのかも。
エクトプラズムを身にまとっているのかも。みんなには見えて、僕には見えない。
最近なんとなく、道行く人がチラチラとこちらを見ているような気がする！
雨。
最近体が重い。少し太ったせいもあるだろうけど、その見た目以上に重い気がする。
走ると、自分の体＋ちょっと外側が揺れる感じだ。なにかまとわりついているような、
そんな不快感がある。
もしかしてスタンドが発動しかけているのかも、とジョジョ6部最終巻を読みながら妄想した。
スタンドの能力を少しずつ調べていこうと思う。
原付を受け取りに行った。
ヘルメットに10万余のお金を入れ、それをかぶって出発した。
テクテク歩き、自衛隊駐屯地の正門前を過ぎるとき、そこにいた5,6人の自衛隊員から
奇異のまなざしを受けた。自衛隊が国を守っているように、私もヘルメットで頭とお金をまもっているのだ。「同類ですよー」という視線を送り返しておいた。
店に入る前に、ヘルメットをを脱いだ。
店を出るとき、ヘルメットをかぶった。
頭の上にあったお金はなくなって、少し軽くなっていた。
足元には、ピカピカの原付。足取り軽く、店を後にした。
セルフサービスのガソリンスタンドが好きなので、近所を少し探したが見つからず、
しかたなく人に入れてもらう方式のガソリンスタンドに入った。
これからはどこまででも行けるような気になった。
賃貸契約の書類は、不動産会社から大家さんに送られ、はんこを押されて、手元に届く。
大家さんはまだはんこを押してくれていない。
会社の家賃補助は、契約書のコピーを出さないと支給されない。
すでに6月分がスルーされた。
不動産会社に電話すると、「大家さんの家に行って、押してもらってきます。」とのこと。
なにかゴネているのだろうか。もしかして、引っ越したときに大家さんに挨拶に行かなかったのを怒っているのだろうか。なんにしても、大家さんとトラブルは起こしたくなかった。小さなことは気にしない大家さんというのならOK。はんこ押すなんて小さなことです。
原付を買うことにした。
もう、自転車で移動する気力が、あまりなくなってしまったのだ。一度原付に乗って、その簡単自由な移動を体験してしまえば、自転車の重たさが身にしみて仕方がない。
自転車にヘルメットはいらない。酒を飲んで自転車に乗っても、警察に呼び止められることもない。そこらへんにとめても、自転車はあまり邪魔にならない。
だがしかし、ヘルメットをかぶればいいし、酒を飲んだら乗らなければいい。邪魔にならないようにとめよう。こんどこそ、模範的な原付乗りになれると思う。