平和な時代は終わりを告げた。これからは鈍く厚く生きていかなければならない。
上階に新しい住人がやってきたのだ。なるbく気にせずにやっていきたい。
足音はあまりしないが、物を落とす音は天井に響く。前のことを思えばだいぶ静かだ。
今日、上階の住人が菓子折りを持って挨拶に来た(昼にも来たらしいけど、思いっきり居留守を使った)。この時期に引っ越すってのはどういう事情だろう?
最近、上階のジュン君は、夜になると車でどこかに行きます。
自分が会社から帰ってきたころ、ジュン君はおでかけします。
「いってらっしゃい」と心の中で満面の笑顔で送り出します。
平日ははとても静かです。
本当に快適です。
今日は、目覚ましを止めてすぐに布団に戻り、午後出社にしようと思って二度寝したのですが、くじけて1日休むことにしました。
午前9時ごろ、ジュン君が帰ってきました。
ドシンドシンと勇ましい足音を踏み鳴らし、上階を闊歩しています。
でも、10分ほどで静かになりました。
最近は、夜勤なのかもしれません。
なんの仕事してんのかな。
帰りの電車で近くに立っていた人が倒れた。
貧血のようだった。
僕は気づかぬ振りをした。
朝、ジュンを起こしてしまったらしく、
朝早くからドシンドシンやられた。
いつもより激しかったので、起こされたことを
怒っているのだろう。
ざまみよ。
上階にすむ敵の名前が「ジュン」だとわかった。
電話している声が聞こえてきたのだ。
うるさすぎ。なんとかしてやろうと思いつく方法はみんな犯罪だ。
クリエンターズ.comのグランプリにノミネートされた作品が20個。
しょうも無いのも残ってる。登録作品が少ないのだろう。
夜中の2時ごろ、
「ドッシーンドスンドスン!」「モーーッ!」「ウアーーッ!」
という音で目が覚めた。
めちゃくちゃびっくりした。
上階の人が、大興奮して唸りながら床を(こっちから見て天井を)踏み鳴らしていた。
5分〜10分続いていた。
寝られなくなった。
上の階のやつ、絶対追い出してやる!と心に誓った。
どうやって追い出そうかと、いろいろな嫌がらせを想像して、カッカしてきた。
「モーーーッ!」っと叫びそうになったが、息を呑んでこらえた。
上階の住人がうるさい。
まず、足音がすごい。ドゥゥン、ドゥゥンと歩く。力士クラスの巨体がフゥフゥ言いながら
歩いているに違いないと思っていたが、実は痩せ型の若者だった。
わざとやっているのだろう。
そして週に2,3回、夜中に大声でゲロを吐く。
トイレで、グェオォォォォオオエェ!グベェェ!と5分ほどのどを鳴らしながら、吐くのだ。
いったい何を食ったのだろう。いけない薬なんじゃないかと考えている。
大声には負けていられないと思い、風呂に入るときは大声で歌っている。
便所の咆哮と風呂場のリサイタルなら、後者のほうが相手もハッピーになれる